VNC Serverの起動

この手順は基本的にxf4vncと同様です。

スタンドアローン(Xvnc)版の場合

従来からのXvncを起動する場合、単にvncserverスクリプトを実行するだけです。

% vncserver

Fontの追加

misc, 75dpiがインストールされていない場合はインストールしてください。(Fedora 10)

Fedora10の場合:

% yum install xorg-x11-fonts-75dpi xorg-x11-fonts-misc

FontPath?の設定

Xフォントサーバ(xfs)が動いていれば、以下の操作は必要ありません。

Xフォントサーバが動いていない場合、FontPath?をコマンドラインオプションで指定するか、vncserverスクリプトを書き換える必要があります。

例)

% vncserver -fp /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi

twm以外のウィンドウマネージャを使う

インストール直後の状態ではtwmが起動してしまうと思います。 好みに応じて ~/.vnc/xstartup を書き換えてください。

例) Fedoraでは

#!/bin/sh
unset SESSION_MANAGER
exec /etc/X11/xinit/xinitrc

でいけるようです。

/etc/X11/xinit/xinitrcが無い場合、代わりに以下のように指定すればいいようです。

  • GNOME
    gnome-session
  • KDE
    startkde
  • Xfce4
    startxfce4
  • CDE
    dtsession

MetaVNC固有のカスタマイズ

透明化するウィンドウの検出ポリシーを変更するには以下のオプションを指定します。

-tpwin [auto|root|wmon]
auto ... 自動検出 (デフォルト)
root ... ルートウィンドウを透明化 (just like rootless X server)
wmon ... windowmonitorが起動するまで透明化しません (windowmonitor起動後はautoと同じ) 

:0版(デスクトップを共有)の場合

vnc.so版(Xserverに組み込み:0を共有できるやつ)を使う場合は、/etc/X11/XF86Config(XFree86版の場合)または/etc/X11/xorg.conf(X.org版の場合)を編集する必要があります。そのサンプルはXF86Config.vncとして含まれています。

/etc/X11/XF86Configまたは/etc/X11/xorg.confを以下の通り編集してください。

  1. "ServerLayout?"セクションに以下を追加
            InputDevice    "vncMouse" "ExtraPointer"
            InputDevice    "vncKeyboard" "ExtraKeyboard"

  2. "Module"セクションに以下を追加
            Load  "vnc"

  3. 以下のセクションを追加
    Section "InputDevice"
            Identifier  "vncMouse"
            Driver      "rfbmouse"
    EndSection
    
    Section "InputDevice"
            Identifier  "vncKeyboard"
            Driver      "rfbkeyb"
    EndSection

  4. "Device"セクションに以下を追加
            Option      "usevnc" "on"
            Option      "useraccept" "off"

MetaVNC固有のカスタマイズ

透明化するウィンドウの検出ポリシーを変更するには以下のオプションを指定します。

        Option      "tpwin" ["auto"|"root"|"wmon"]
auto ... 自動検出 (デフォルト)
root ... ルートウィンドウを透明化 (just like rootless X server)
wmon ... windowmonitorが起動するまで透明化しません (windowmonitor起動後はautoと同じ)

windowmonitorの起動 (Meta Window Manager)

Xセッション開始後に、windowmonitorを起動することで、メタウィンドウマネージャ機能を使えるようになります。Win32版ビューアではメタウィンドウマネージャ機能が未実装ですが、GNOME/KDEでクリップボードを使うにはwindowmonitorが必要です。(クリップボードのみ必要な場合、後述の通りRealVNC4のvncconfigを使うことも出来ます。)

windowmonitorはVNCクライアントの1つとして実装されています。'-passwd'オプションでパスワードファイルを指定することで認証時の入力を省略するのがお勧めです。

重要: windowmonitorはMetaVNC serverが提供するXServerのクライアントとして起動しないといけません。

GNOMEやKDEの自動起動機能を使ってwindowmonitorを起動するのがお勧めです。

以下はGNOMEでwindowmonitorを自動起動する例です。

  1. スタートメニューから"Preferences" - "More Preferences" - "Sessions"を開く
  2. "Startup Programs"タブを開いてコマンドを追加
  3. コマンドは"/usr/bin/windowmonitor -passwd ~/.vnc/passwd"などとすればよいでしょう。

以下はKDEでwindowmonitorを自動起動する例です。

  1. 起動スクリプトを作ります。たとえば
    /usr/bin/windowmonitor -passwd ~/.vnc/passwd
  2. そのスクリプトを~/.kde/AutoStart?/に入れてください。

RealVNC4のvncconfigの使用

version-0.3.0以降ではwindowmonitorの代わりにRealVNC4のvncconfigを使ってクリップボードを扱うことも出来ます。 X Extensionsで実現されているので、windowmonitorのようなVNC認証が不要なところがスマートです。 vncconfig自体はRealVNC4.0のパッケージのものを使ってください。

本当はwindowmonitorもX Extensionsで実現したいと思っているのですが、まだ出来ていません。


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Last-modified: 2009-01-05 (月) 00:29:56 (3211d)